妊娠が分かり、まずはちょうど一時帰国中だった時に日本の産婦人科クリニックを受診し、その後マレーシアに戻った際にクアラルンプール(KL)市内のパンタイ病院(Pantai Hospital Kuala Lumpur)で診察を受けました。その時の日本とマレーシアでの対応の違いについてシェアしたいと思います。
【日本】
友人が出産をして良かったと言った産婦人科クリニックに行ったのですが、診察の順番がまわってくるまでにまず、尿検査のサンプルを取り、ドクターと対面でお話しをする前に診察台(両足が固定されるタイプのもの)で超音波検査による内診が行われました。その後ドクターと対面でお話しをし、妊娠6週間であることが分かりました。
何か質問はありますか?と言われたので、『今定期的にサイクリング、ランニング、水泳をしているのですが、どの程度続けても大丈夫ですか?』と聞いたたら、なんと、『全て辞めてください。あなたは妊娠をしたのですから、自分の好きなことは全てあきらめてください。妊婦の人が自転車に乗ったり泳いでいたりしたらおかしいでしょ?』と言われ、とにかく唖然としてしまったのを覚えています。
その時点では帰国して出産をするのかマレーシアで出産をするのか決まっていなかったため、もし帰国するなら20週までに分娩予約、28週までに帰国することを進められました。最後にお会計時に超音波の画像を頂き、豆粒のように小さい新しく宿った命の画像を見て感激しました。
【マレーシア】
マレーシアに戻ってから以前受診したことのある女医さんの元へ初健診に行きました。パンタイ病院(Pantai Hospital Kuala Lumpur)です。最初は妊娠とは関係なく婦人科健診のために女医さんを探していたところ、知り合いがこの先生が担当で出産し良かったと聞いたため、この先生の受診を始めました。いつも適確にアドバイスをくれて知識も豊富なので私は良い先生だと思います。
とにかく運動のことが気になったので、同じ質問をしたところ『水泳は体に良いので続けてください。ランニングに関してはウォーキングに切り替えて、サイクリングは外をサイクリングするのではなくジム等の固定された自転車なら大丈夫よ。』と言われました。
また、合わせて葉酸とマルチビタミンのサプリメントを摂取するように薦められました。一方、検査は同じ超音波だったのですが、診察代は脚を固定するタイプではなく、通常のベッド型の診察台で超音波も下着をつけたまま腹部から行われました。
また、診察の予約が入っていない時でもすぐにドクターとコンタクトが取れるEメールアドレスも準備されていました(ドクターや病院によると思いますが)。
その後マレーシアで診察を続け、出産もこの病院ですることにしました。また、今後も妊婦体験記をアップデートしたいと思いますので宜しくお願いします。
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