マレーシアの宗教

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レーシアの国教はイスラム教で、マレー系民族を中心に広く信仰されており、中華系民族は仏教、インド系はヒンズー教を多く信仰しています。また、過去にイギリスの植民地であった影響で、キリスト教徒もいます。

 

また、マレーシア政府は先住民族を原則としてムスリム(イスラム教徒)として扱い、イスラム以外の信仰を認めていませんが、実際には無宗教であったり、伝統宗教やキリスト教を信仰する先住民もいます。なお、イスラム教徒と結婚する場合には、イスラム法でイスラム教徒でない場合は必ずイスラムへ改宗し、名前もイスラム風の名前を名乗らなければなりません。

 

イスラム教の代表的な規律は豚肉を食することや飲酒が禁止されている点です。従い、イスラム教徒と一緒に食事するときに注意が必要です。その上に、犬はイスラム教では不潔とされる動物であり、犬に触らせないことにも気をつける必要があります。

 

一方、ヒンズー教は牛を神聖なものとしており、ほとんどのヒンズー教徒は牛肉を食べません。また、野菜しか口にしない、菜食主義者も少なくなくありません。