- ステップ【1】:マレーシアで出生証明書を取得する
- マレーシアで出産をされた場合、退院時に出生証明書の申請用紙を渡されます。その用紙、パスポート、ベビーブック(こちらも退院時に病院より渡されます)、結婚証明書を持って指定の登録所へ行き出生証明書を発行してもらいます。この手続きは出生後14日以内に済ませる必要があり、手続きは無料で行うことができます。役所関連なので、「マレー語を話せる人を連れて行った方が良い」と以前聞いたことがあったのですが、うちの場合は主人(英語は話せますがマレー語は話せません)が一人で行き、特に問題は無かったとのことです。
※結婚証明書・・・戸籍謄本を大使館へ持って行くと発行してもらえます(1通 = RM 45)。
- ステップ【2】:日本へ出生届を提出する
- 出生証明書が発行されましたら、日本大使館に行って出生届を提出します。記入事項がいろいろとあるので、私は出産前に日本大使館で用紙を入手し、書けるところは記入しておきました。住所の表記等は大使館の方で決まった表記があるので、それに従います。
- ステップ【3】:赤ちゃんの戸籍謄本を入手する
- 出生届が日本の市区町村で受理されるまでに約6週間かかります。6週間後頃になりましたら各自で登録先の役所に受理の確認をします。うちの場合、私の両親が最初は市役所に出向き問い合わせをし、その後は専用の電話番号を教えてもらい電話での確認を続けました。戸籍謄本を入手次第EMSでマレーシアへ送ってもらいました(普通郵便でも構いませんが、素早くかつ追跡ができるEMSがお勧めです)。
- ステップ【4】:赤ちゃんのパスポートを申請する
- パスポート用の写真については背景色は白、と限定されているので白いバスタオルを敷きその上で撮影し、写真屋さんで現像・指定サイズにカットをしてもらいました。大使館に戸籍謄本・パスポート申請用紙・写真(1枚)を提出します。また、申請料はRM 220で3日後に仕上がります。
※パスポートの申請用紙は事前に入手することも可能なので、出産前に入手してある程度記入しておくと便利です。
- ステップ【5】:赤ちゃんのビザを申請する
- ビザ用の写真の背景色は青(日本の運転免許証のような背景色)と指定されています。提出書類等は赤ちゃんの写真、パスポート、配偶者として申請する親の会社からのレター、出生証明書、親のパスポートです。移民局への申請手続きは個人で行うことはできず、ライセンスを持ったエージェントではないと申請できないそうです。
移民局での手続きは3日だそうですが、エージェントを通してその前後の手続きを入れると1ヶ月程度がかかりました。産後からビザ取得まではマレーシア政府の方で3ヶ月以内と定められているのですが(エージェント曰く、移民局への提出が3ヶ月以内とのことです)、私たちの場合、結局ビザ取得まで4ヶ月弱かかりました。
国を跨いだ手続きとなる上、すべてを自分たちだけで済ませることができないので手間がかかってしまいますが自分達が出来る部分については事前準備等の工夫をしてできるだけ早く済ませましょう!
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