- リラクゼーションと呼吸法
- – 痛みの強烈さを取り除く
- – 効果は人それぞれ異なる
- – これだけでは足りなく最終的に他の痛みの処置をする場合が多い
- 鎮痛薬(ガス)の吸入
- – 酸素半分、ガス(nitrous oxide)半分
- – 分娩の第1, 2ステージに効果的
- – 効かなければ量を増やさなければならない
- – 眩暈や嘔吐の可能性がある
- – 分娩の速度を遅める可能性がある
- – 手順は簡単
- – 合併症発生率は低い
- 硬膜外鎮痛剤注入/麻酔
- – 母親からのリクエストにより導入される
- – 脊髄に注入される
- – 効果はすぐにあらわれる
- – 継続して痛みを取り除く
- – 母親の意識ははっきりしたまま
- – 赤ちゃんへの影響はなし
- 副作用
- – 下肢が無感覚になる
- – 血圧の低下
- – 震え、かゆみ、頭痛
- – 第1ステージの分娩が若干長くなる可能性がある
- – 短期・長期の腰痛
- 議論点
- – 帝王切開になる確率上昇について
- ・帝王切開率は上がらない
- – 器具を用いた経膣分娩の確立上昇について
- ・影響なし
- – 分娩時間の長さ延長の確立上昇について
- ・影響なし
- – 腰痛への影響
- ・増加はしない
- ・50%の女性は出産後半年程度腰痛がある
- ・初産の場合は28%の確立
※注入される薬剤料は以前と比較して1/5-6の量になっている
※最初にガスなど他の方法をやっていて痛くなってからepiduralをすると効くのに10分程度かかる。ただ、硬膜に直接入れた場合は中が液体なので効果が早く2分くらいで効く。
- 新生児の特徴
- – 5-6%の赤ちゃんは頭が変形して出てくる
- – 顔に赤い斑点がある場合がある
- – 眼球に赤い線が出ることがある(結膜下出血)
- – 鎖骨が折れて産まれてくることもある・・・処置のしようはない
- あざ (birth mark)
- – 40-50%の赤ちゃんに見られる
- – 顔などに出るものは徐々に消えることが多いが首の後ろなどは消えないことが多い
- – これらは体内の問題には関係していない
- 蒙古班
- – 消えるまでに10年くらいかかる
※最初のうちは肌が乾燥したように見えることもあるが、ベビーオイルなどを塗る必要はない。3週間程度経つと落ち着く。
※心臓に穴がある場合は出生時にはわかなく、生後1ヶ月後くらいからしか分からない。50%以上は成長と共に自然にふさがることが多い。
※赤ちゃんは生後数日後に膣から出血する(半数くらい)。妊娠中の母親のホルモンの関係で。
- 出生時の予防接種
- – ビタミンK
- – B型肝炎
- – BCG
- – B型肝炎の抗体(母親が肝炎陽性の場合)
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