出産準備教室【3】新生児のケアについて(パンタイ病院 in マレーシア クアラルンプール)

baby

第3回目の出産準備教室は新生児のケアについて、と言うテーマで分娩から退院、その後家に戻ってからの生活について焦点が当てられていました。入浴の仕方、よくある症状、予防接種など気になるポイントがかなり多く含まれていました。自分自身初めて知ったのは、出産直後に子宮の縮小を促す注射を打たれると言うことです。これは実際に私の担当医のドクターがされているかどうかについては次の診察の時に確認をしようと思っています。では、受講中に取ったメモをシェアさせて頂きます。

 

出産後の流れ:
・出産後は分娩室に2時間滞在→出血量や赤ちゃんの状態を確認し、Skin to skinを行い、その後病棟へ。
・赤ちゃんの確認方法が10点あり、その中で7以上反応があれば新生児室に、それ以下であれば新生児集中治療室へ。ただし、別々にされることを希望しない場合は同室にいることができる。
・自然分娩の場合は3泊滞在するのが通常。
・赤ちゃんにはお母さんの名字+5桁の番号が付けられる・・・お母さんには同じタグが付けられる。(各足に付けられる):

 

出産直後の予防接種:
・出産24時間後に予防接種をする
・1日目はB型肝炎、Vitamin K (赤ちゃんの出血を防止する)・・・3回 +追加抗原投与量
・事前にコンセントフォームに署名する。
・2日目はBCG(産後1ヶ月以内)・・・左腕、足、おしりにできる。

 

※マレーシアで通常接種されるBCGではケロイドできてしまうことがあるようで、Japan Medicare (107 & 109 Jalan Maarof, Bangsar, 59000 Kuala Lumpur)であれば、日本と同じ方式の注射を打って下さるようです。こちらは日本で医師免許を取られたドクターがいらっしゃるので、ドクターとも日本語で会話することができます。また日本人の通訳者さんも常駐されています。

 

(ケロイドができるかできないかは体質によって異なるそうですが、うちはJapan Medicareに行って受けようと思っています。)

 

沐浴・・・身体を洗う方法:
・ベビーバスで産後8-9ヶ月ごろまで沐浴させる。
・石けんなどは香料が入っていると肌が乾燥してしまうので、無香料のものを使う。
・産後24時間は沐浴させない。
・家に帰ってからは1日1回 or 2回(10-11時・・・寒くない or 5-6時・・・7時頃には赤ちゃんを寝かした方が良いから)・・・エアコン無し、暖かい部屋であれば何時でも良い。
・まずは冷たい水から入れる・・・手首までの深さ、その後にお湯を入れる。
・水の温度は手の甲で確かめる。
・赤ちゃんに『お風呂に入りますよ、服を脱ぎましょう』などと説明しながら。
・石けん少量を手に付けて泡立てて身体に馴染ませる。
・左手は赤ちゃんの左脇、右手は赤ちゃんの股間支える。
・水の中で体を揺らして流す。
・赤ちゃんをうつ伏せにして背中を流す・・・顔が水面に着かないように注意する。
※赤ちゃんの皮膚は敏感なので、すぐに湿疹などが出る。
・赤ちゃんの身体をタップして乾燥させる(ごしごしタオルをこするのではなく)。特に皮膚のしわの間の水分をしっかりと拭き取る。
※ベビーパウダーやベビーオイルを使う必要は無い・・・よほど乾燥していない限り。
※タルカムパウダーはミネラルが多く含まれていて、子宮頸がんを起こす可能性があるため、使わない方が良い。
※最近はコーンスターチのベビー用パウダーがあるけれど、使う必要は無い。

 

顔、目の洗:
・コットンに水分を含ませて固くしぼって目頭から外側へ。
・ほっぺたから耳へ、その後おでこをふき取り、最後に鼻と口をふき取る。
※感染した場合はすぐに目やになどとして出るため、汚い指などで決して触らない。

 

髪の毛の洗浄:
・Football hold(フットボールを抱えるように脇に抱える方法)して洗う。
・前頭部と後頭部に柔らかい部分があるので、触らない・・・1ヶ月くらい経たないと固定しないので触らないこと・・・産道を通るために頭蓋骨が変形しているから。

 

おしりの洗浄:
・両足を持って、前から後ろに向けて拭き取る。
※特に女の子の場合は後ろから前に向かって拭かないこと)

 

おむつの交換について:
・おむつは4時間ごとに変える(排尿していない場合でも)
・紙おむつは古新聞が再生されている・・・値段の違いは漂白のレベルなので合うブランドと合わないブランドが出てくる。
・おむつを装着した後におなかの部分に指が1本入ることを確認する。

 

新生児服:
・新生児服はすぐにいらくなるので、前開きの物、かつ1-3ヶ月のものを買うこと。
・手袋・靴下を付ける時は手袋を裏向けて、自分の手を入れて赤ちゃんの手・足をすべてつかんでから手袋・靴下を裏向ける。
※手袋と靴下は病院で準備されていないのでそれぞれ3-4ペアずつ準備する。
※使い捨てのパンツを持ってくるべき(妊婦用)
※赤ちゃん用の服は1セット
※赤ちゃん用の帽子はいらない・・・寒い国ではないので。

 

赤ちゃんが寝るとき:
・赤ちゃんが寝る時はブランケットではなく寝袋が向いている・・・ブランケットなどであれば窒息させてしまうことがあるから。
・寝かせる時は頭を片方に傾かせて寝かせる・・・吐いたりした場合に逆流しないように。
・両親と同じベッドで寝かせないように・・・マレーシアでは法律違反。
・ベビーベッドは同じ部屋にあった方が授乳しやすい・・・5ヶ月程度経ったら別の部屋で。

 

げっぷ:
・哺乳瓶で授乳する場合は毎回げっぷをさせる必要がある。
・母乳の場合はがぶ飲みした場合のみげっぷをする必要がある。
・左手であごを持ち、背中をなでる、もしくは軽くたたく。
・胸に赤ちゃんの頭を付けて背中をなでる。
※顔が紫色とかになった場合はうつ伏せに持って背中を強く2回たたく・・・赤ちゃんが泣き、詰まった物を吐き出せるから。
※酸素が足りていない場合は鼻・唇の色が変わる、あと爪の白い部分が紫色になる。
※病院に行く前にたたく。

 

赤ちゃんの胃袋:
・初日・・・5-7ml
・3日目・・・22-27ml(卓球のボールの大きさ)
・10日・・・60-80ml(卵の大きさ)
※母乳の場合は自然にこの量を作り出す。

 

赤ちゃんが泣く理由:
・おなかが空いている、気持ち悪いなど。
・Neh(短い音)— お腹が空いている時の泣き方。
※泣いてしまった場合はすぐにお母さんにすぐに渡すのではなく、まず頭を肩に着け、背中をなでてなだめてからお母さんに渡す。泣いている時にはお母さんの心拍数も上がり、あかちゃんもそれを察し、よけいに泣いてしまうため。
・Owh — 眠たい時の泣き方。
※直ぐに寝かせるのではなく、落ち着かせてから。
※赤ちゃんはエアコンの音、掃除機の音、うるさい音などがあっても寝られるのはお腹の中でお母さんの消化の音、血流の音などに慣れているから。夜の静けさの中では寝られない場合があるのはこのため。

 

その他:
※へその緒はたいてい10日間程度で落ちる・・・それまでは消毒綿で毎日綺麗にする。もしにおいがひどい場合はおむつを交換する度にきれいにしても良い。
※へその緒にはオイルやパウダーを付けないこと。
※爪切りは1ヶ月後から。最初ははさみから使い始める・・・できればお母さんが赤ちゃんが寝ている時にする(授乳後がおとなしくなるのでそのタイミングに)
※赤ちゃん最初の2週間に適した温度は25-26度。
※赤ちゃんが寒がっているかどうかを確認するのは鼻の上をタッチする。
※赤ちゃんが泣いて理由が分からない場合は自分がまずそばにいることを伝える→おむつをチェックする→背中をなでながらげっぷをさせる
※授乳した後に寝付かせるために赤ちゃんを抱く癖があると大きくなった時に親の身体(例:腰)への負担がかかるため、授乳の後はすぐにベビーベッドで寝かしつける方が良い。
※予防接種などの場合はクリニックに夜間に行くべき・・・待合室で感染しないから。
※赤ちゃんが吐いたら次の日まで待つのではなく、すぐに救急部門へ。

 

今日はこれくらいで、またアップします。

 

他の出産準備教室はこちらから↓