産後のケア・・・マレー系マレーシア人の場合

マレーシアに住むマレー系マレーシア人の場合、産後のケア期間は44日間と決められています。マレー系の場合にもPantangsと言われるさまざまな決まりごとがあるようです。伝統的にはBidanと呼ばれる助産婦さんもしくは実のお母さん、もしくは義理のお母さんがこの間のケアをサポートします。マレー系の産後のケアでは女性の子宮が女性の生命の源、つまり健康を左右すると考えられています。

 

産後のケア期間中はBengkungという巻物が腹部に巻かれます。これはガランガル(インドネシア原産のショウガ科の植物)、パンダン(甘い香りのするハーブ)の葉や薬草オイルなどで作られており、お腹を平らに戻し子宮を縮小させ、また身体が温まり過ぎることも防ぎます。

 

また、マッサージが子宮の収縮を促し脂肪を分解し、血行を促進し母乳の出を良くすると信じられており、産後少なくとも3日間もしくはそれ以上の期間続けることが勧められています。レモングラス、ガランガルもしくはパンダンの葉を使った温湿布もマッサージと同様に子宮を縮小させ、脂肪を分解し妊娠以前の体系に戻すことを促進すると考えられています。

 

【マレー系マレーシア人の産後ケアにおける決まりごと】:
・産後のケア期間中は上述のBengkungという巻物が昼夜共に腹部に巻かれます。

 

【マレー系マレーシア人の産後ケアにおける食事】:
Jamuと呼ばれる栄養補助食品はこの産後のケアに不可欠とされており、これは過剰な脂質や毒素を排泄し、本来の膀胱と腸の働きを取り戻し、エネルギーを活性化させると信じられています。エネルギーの活性に伴い身体は温まった状態を保つことができます。その他にも次のような食に関する注意点があるようです。
・生姜など根の部分を食べるハーブの摂取が勧められています。
・うこんも子宮の縮小に大きな役割を果たすとされています。
・特定の身体を冷やすとされる果物や野菜は禁止されています。
・脂っこい食べ物は禁止されています。
・冷たい水を飲み過ぎると身体がむくみ、子宮などの縮小を妨げるとされています。

 

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