マレーシアでの出生前のダウン症検査

出産前に赤ちゃんの状態が分かるテストなどがあれば受けたいところです。ダウン症について言うと日本ではようやく今年になってから認可されたようですが、施設が限定されていたり、35歳以上でなければ受けられなかったり、また高額(約20万円)です。一方マレーシアではどうやら妊娠検査の一環として実施している施設が多いようです。

 

私は通院中のクアラルンプールのバンサーにあるパンタイ病院(Pantai Hospital Kuala Lumpur)の担当医から90%の確率で分かると言うテストを妊娠12週目に勧められ受けました。この検査は12週目以降から受けられる検査で、エコーによる検査と血液検査が行われました。(こちらは日本で行われている出生前診断とは異なったタイプです。)

 

エコー検査ではドクターが胎児の鼻と首あたりの骨がしっかりと形成されているかを丁寧に確認されていて、このエコー検査が大丈夫だったので血液検査に進みました。病院の血液検査室に行き、大きな一人がけのソファの様なものに座り、血液が採取されました。個室までとはいきませんが、カーテンでそれぞれの椅子、ベッド毎に区切られていました。結果は1週間程度で分かり、まずはSMSで結果が伝えられ、その次に診察に行ったときに検査結果を渡されました。料金は400リンギットでした。

 

私はこの検査結果で問題は無かったのですが、もし結果があまり良く無かった場合は次のレベルのテストがあるので、それを受けようと思っていました。検査内容は同じく血液採取なのですが、検査ラボが中国にあるため結果が出るまで2-3週間かかかり、99.9%の確率で分かるものだそうです。そして検査費用は確か3,000リンギット程度だったと思います。(こちらはおそらく日本でも行われている出生前診断と同じタイプのようです。)

 

90%よりも高い確率で分かる方法のもうひとつに羊水検査もあるのですが、これは流産の確立が1%あると聞いたので最初から受けるつもりもありませんでしたし、ドクターからも薦められませんでした。

 

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