パンタイ病院:不妊治療、妊娠定期健診と出産

パンタイ病院:不妊治療、妊娠定期健診と出産
  • Pantai Hospital
  • クアラルンプール

 

受診したのは専門医かもしくは一般医か?
専門医

 

受診理由
妊娠定期健診と出産

 

病院での待ち時間
診察までの待ち時間は平日だと15-30分。週末だと1-2時間。
サプリメント等は診察終了後、クリニックでもらえるので時間はかからないが、
薬の場合は病院内の薬局に行く必要があり、これが時間がかかるので
うちはいつも処方箋だけもらって近所の薬局で薬剤師さんに見せて買ってます

 

治療内容
1回妊娠中期で死産した後、子供が授かりにくくなっていた為、この先生を訪ねました。(友人の紹介)
その後、クロミッドや排卵誘発剤などを使って不妊治療なるものを開始。タイミング法を使って3回目で妊娠。
その後もホルモン値を満たす為の錠剤の接種、またホルモン注射を16週目まで毎週打ってもらいました。
前回の死産の原因が子宮頚管無力症であることが疑われていた為、14週目で子宮頚管縫縮術を実施。
30週あたりで万が一の早産に備えて、赤ちゃんの肺の機能をあげる注射を8時間毎に3本注射。
36週で抜糸。40週目に無痛分娩で無事出産しました。(2010年6)

2回目は2年半後に自然妊娠し、同じく15週目で子宮頚管縫縮術、37週で抜糸。
39週目で無痛分娩で無事出産しました。(2013年1月)

 

治療費
毎月の診察費はエコー、サプリメント込みでRM70-80と大変良心的なクリニックです(笑)
血液検査やトリプルマーカーはRM450ぐらいしたと思います。

 

ただし分娩費(無痛分娩(吸引あり)、個室2泊3日)でRM6000-6500と他より若干高めだと思います。
1回目の出産の時は赤ちゃんの黄疸値が下がらなかったので3泊4日でした。

 

子宮頚管縫縮術はRM5000.(3日間入院/個室)
抜糸は日帰りでRM300ですみました

 

お薬の種類
PANDOL,ARCOXIA, DULCOLAX, ZINNAT

 

全体の感想
日本で出産したことないので具体的な比較はできませんが、ある程度の割り切りはやはり必要だと思います(笑)。
但し、設備の面では日本と変わらないと思います。私は最初から無痛分娩のつもりでしたが、エピドラルを使うかどうかは出産当日の陣痛が始まるまで聞かれませんでした。日本では計画する、と聞いていたのでマレーシアの適当さ、いやいや融通の利くところに助かりました。1回目はエピドラルの効きが悪く、強めてもらったところ右足が完全に麻痺してしまい、怖くなってまだ陣痛は痛かったですが、それ以上は投与量を増やさないようにお願いしました。麻酔医も時々様子を見に来てくれ、いろいろ冗談をいったり、笑気ガスをくれたりしてなごやかな雰囲気でした。

 

2回ともエピドラルを使い、いきみがうまくいかなかった為、吸引となりましたが、先生の腕がよかったので跡も残らず、会陰切開の縫合中もミッドワイフと冗談をいいながらとホントにこっちまでおかしくなって縫ってもらいながらゲラゲラ笑ってました。

 

立会いも旦那と母親は認められてます。1回目の出産時は父親も日本から来てて、産まれる直前までは
一緒に部屋にいました。結構自由ですねこの辺りは。

 

入院中はあたりはずれがあります。ナースも献身的な人もいればあんたはホントにナースか?といいたくなるぐらい荒かったり、遅かったり。。。。私の場合、妊娠までも子宮頚管の手術も入れると何度かそこの病棟にお世話になって顔見知りになっていたこともあり、総合的にはよくしてもらったと思います。

 

あと退院までにミッドワイフが来て母乳の仕方を見てくれてます。退院後もいつでも母乳で困ったことがあれば相談にものってくれます(有料)。私も利用しました。

 

沐浴の仕方も「見にきますか?」とか聞かれ、 見に行きました。
私の場合は向こうから聞いてくれましたが、日本みたいに入院期間が長くないので、向こうからアプローチがなくても自分から聞くぐらいの意気込みがあったほうがいいと思います。そこが日本の感覚でいると、何で聞いてくれなかったの???とかなると思います。

 

海外での治療、さらに妊娠、出産と不安も多かったと思いますが、無事出産されたとのことです。
おめでとうございます。
プチ感動体験記のシェアありがとうございます。

 

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